*** I don't want a lot Christmas   クリスマスには そんなにたくさんいらないわ


*** There's just one thing I need   
欲しいものは 一つだけ


*** I don't care about presents    
ツリーの下に置くプレゼントなんて どうでもいいの


*** Underneath the Christmas tree  
私は あなたを独り占めにしたいだけ


*** I just want you for my own  more than you could ever know  
こんな気持ち あなたは知る由もないかもね


*** Make my wish come true 
どうか 私の願いを叶えて


*** All want for Christmas is you 
私が クリスマスに欲しいのは あなただけ



                                             by  Mariah carry














   All Want For Christmas Is You
                  私 が ク リ ス マ ス に 欲 し い の は あ な た だ け
















「・・・・遅いなぁ。」


私は、少し赤くなった手を口の前で、『フゥ』と息をかけた。


町の中は、カラフルにクリスマス一色で染まっていた。

サンタクロースの格好をした人。

親子仲良く手をつないでいる家族。

寄り添って腕を組み合う恋人。


「・・・ふふっ。」


なんとなく、嬉しくなって微笑んだ。




−−−− 空を見上げる。


−−−− 吸い込まれそうな夜空から降る 白い雪


−−−− 街灯に灯され 美しく輝きながら


−−−− 大地に そっとキスをする


−−−− 白い命は、手に触れるとスッと消えてしまう。


−−−− 儚いようで、少し悲しい雪の命




私は、首に巻いているマフラーを口の方まで上げる。


「せっかく、マフラーも編んできたのに・・・。」


私は、鞄の中からあなたにあげるために編んだマフラーを出す。


「まったく、もう。」


出したマフラーを、鞄の中にしまって、腕時計を見ようとした時...



「つくしっ。。。」


私の方に向かって走ってくる、足音が聞こえてくる。

その足音は、鈴の音と重なって、軽やかに聞こえる。

そう。まるでサンタクロースのように。。。


私は顔を綻ばせながら、声のする方を振り返った。

そこには、愛しい人の姿があった。


あなたは、息を弾ませながら私の前まで走ってきた。


「悪い。遅くなった。」

あなたはそう言って、申し訳なさそうに手を合わせて苦笑いをした。


「もー!!あんまり遅いから、私の手こんなに真っ赤になっちゃったじゃない!」


私は、あなたに真っ赤になった手を見せながら、『フゥ。フゥ』と息をかけた。


「ごめん、ごめん。」

「許してあげな・・・・!!!」

プンプンと怒りながら言葉を言い終える前に、身体が前に引っ張られた。

あなたは、急に私を抱きしめ、ニカッと笑った。


「ほら、これで暖かい。。。」

「!!・・・・・」

そんな顔されたら私、怒る気失せちゃうじゃない。。。


あなたの胸の中にスッポリと埋まりながら、私は目を瞑った。

暖かい。


大きく息を吸ってみる。

柔らかくて、優しい香り。


何で私は、こんなにもあなたが大好きなんだろう。


「ふふっ。」

私は、そっとあなたの胸の中で微笑んだ。


「ん?どうした?」

どうやら、私が微笑んだのにあなたは気付いたみたい。

「ううん。何でもないの。」

私が笑顔でそう言うと、あなたも笑顔で『変なヤツ。』と答えた。


あなたは私を抱きしめていた腕を緩めると、私の片手を握って自分のポケットに入れた。


「今日は、つくしに見せたい、とっておきの場所があるんだ。」

私は、あなたのポケットの中で手をつなぎながら歩いた。



「・・・ねぇ。」

「ん?なに?」

「サンタクロースって信じてる??」

「・・・・・うん。」

いきなりどうしたの?、という顔であなたは答えた。

「つくしは?」

「私?ん〜。信じてるような、信じてないような・・・。」

私は眉間にシワを寄せ悩む。

「だって、生まれてから今まで、ろくな物もらったことないし。。。」


私は、これまでのクリスマスの日を思いだして、ため息をつく。


「つくしは、今年サンタクロースに何か願い事ってある?」

「んー。願い事ねぇ〜。。。」


『ずっとあなたと一緒にいたい』なんて・・・・


何を恥ずかしいこと言ってんのよ!私!!


『ビタンッ』と自分の頬を叩く。


そんなこと・・・言ったら、バカにされるに決まってるじゃないっ!!

でも・・・それが私の正直な気持ちでもあるんだけど。。。

・・・って、何をオトメなこと言ってんの、自分!!

もう一度『ビタンッ』と頬を叩く。


「・・・プッ。何一人で百面相してんの??」


あなたは、私を見て、思わずふき出していた。

「ううん!何でもないの!!」

平常心。平常心っと。。。

「そーゆー、そっちこそどうなのよ?」


「ん?俺?」

一瞬、惚けた振りをして、ニコッと笑いながらあなたは言った。

「秘密。」

「えー?ずるーい。」

「つくしだって、結局教えてくれなかったじゃん。まぁ、おあいこって事で♪」

「う〜〜。。。だってぇ〜。。。」



















ある場所であなたは立ち止まった。

「つくし。ここだよ。」

あなたが指差したのは、小さなオルゴール屋。


私とあなたは、頭や肩に乗っている雪を手ではらう。


  キィィ


あなたがドアを開ける。

「いらっしゃい。」

私とあなたを優しく迎え入れてくれたのは、優しそうな店長のおじいさんだった。

私は慌てて、ペコッと頭を下げた。

あなたも、ゆっくりと頭を下げた。

「わぁ!!かわいい〜、この店ってさ......」

私が顔を上げた瞬間、あるものに目が釘付けになった。


大きなクリスマスツリー。



小さな双子の天使の飾り。


ソリに乗り、トナカイを率いるサンタクロースの飾り。


毛糸で編んである靴下、その中に入っているプレゼント。


それらの可愛らしい飾り物が、ツリーに吊してあった。


イルミネーションが、チカチカと周りを照らし、

ツリーの一番上には、大きな星が輝いていた。




「きれい・・・。」

「だろ?つくしに見せたくってさ。」


あなたは、そのクリスマスツリーを見上げながら私に言った。


「それに、つくしってさ、オルゴールとか好きそうだったから。」

「あ、うん!私、オルゴールって好き。」


私は、近くにあるオルゴールを手に取って、ねじを巻いた。


オルゴールが、美しい音色を奏でる。


「だって、こんなに小さいのに、何でこんなに素敵な音が出るんだろう、って思わない?」


私はそう呟くと、オルゴールを耳に近づける。


私は、そっと瞳を閉じた。



私の心をくすぐるような


甘く、優しいメロディ


それは、星の流れるようなメロディ


それは、どこか懐かしいようなメロディ


それは、愛しいあなたに囁かれたような、甘いメロディ




私が瞳を開けると、すぐそこにあなたの顔があった。

あなたは、私が耳元に近づけていたオルゴールを、一緒に聞いてたみたい。

「綺麗な音だね。」

あなたは一言そう呟くと、瞳を開けた。

「うん。」



私は、オルゴールの箱を閉めると、もとの場所に戻した。

あなたは、ふと上の棚の方にあるオルゴールを手にした。


「あ、これって。」


そして、私の目の前に持って行き、『くすっ』と笑ってこう言った。

「つくしみたい。」

あなたが手にしていたオルゴールをには、丸々と太った困り顔のサンタクロース。

「・・・・・・・(怒)」


無言で拳を握りしめている私の隣で、あなたはゆっくりとそのオルゴールのネジを巻いた。



♪♪あわてん坊の サンタクロース♪♪

♪♪クリスマス前に やって来た♪♪



そのオルゴールから、かわいいメロディが流れた。

「ほら、やっぱり、つくしにそっくり。。。」


あなたは、そう言いながら、オルゴールをもとの位置に戻した。

私も負けじと、近くにあったオルゴールを『ズイ』っと、あなたの顔の前に出した。


「これなんか、アンタにそーっくりよ?」


私は、手にしたオルゴールを開けた。

そこには、スヤスヤと気持ちよさそうに、眠っているサンタクロースの姿。

私も、オルゴールのネジを巻いた。



♪♪Are you sleeping Are you sleeping♪♪

♪♪Brother John? Brother John?♪♪ 



そのオルゴールからは、ゆったりとしたメロディが流れた。


「・・・あぁ。確かに似てるかも。」


・・・・認めるんかいっ!!(笑

あなたは、私が持っていたオルゴールを手に取り、まじまじと見つめた。

・・・・しかも、真面目な顔でサンタクロース見るなって!!(笑

「まぁ、そんなことはいいとして。」

あなたは、眠っているサンタクロースのオルゴールを戻した。


「ちょっと、つくし来なよ。」


私は、あなたの言われたとおりに、後について行った。


あなたは私に聞こえないように、店長の優しそうなおじいさんに耳打ちをした。

あなたが用件を言い終えると、店長さんはニコッと笑って、何かをあなたに渡した。

それをポケットにしまうと、あなたは私に微笑みかけ、こう言った。


「じゃ、つくし。行こうか。」


あなたは『何だろう』と首をかしげている私の手を取り、店を出た。


「ねぇ、ねぇ、さっき何をおじいさんから渡されたの??」


スノーホワイトのイルミネーションに染まった街を歩きながら、私は尋ねる。


「さぁ??何でしょうねぇ??」


あなたは、惚けながら答える。


「イジワルッ!!」

ぷくっと私は、頬を膨らまして、そっぽを向いた。


そんな私の姿を見て、あなたは少し楽しんでいるようだった。

ムッと思った私は、少しあなたより早く歩いた。


「ねぇ、つくし。」

後ろの方から、あなたが声を掛ける。

「なによ?」

私がクルッとあなたの方を向いた。

すると、腕を引っ張られ、額にキスされた。

「・・・・・!!!」

私は額を手で押さえながら、顔を真っ赤にする。


「意地悪言ってごめん。」


あなたは、そう私に優しく囁くと、近くにあった噴水の前のベンチに座った。

私も、つられるように、ベンチに座った。


あなたは、ベンチの後ろにある噴水を見た。

やっぱり、私もつられて噴水を見た。


噴水の水は、イルミネーションの光を吸ったように、美しく輝いていた。

「・・・きれい。」

あなたはそう呟き、噴水から吹き落ちる、輝く雫を手の平で受け止めた。


あなたのその姿は、すごく綺麗で、誰もが息を潜めてしまうほど魅力的だった。


・・・・はっ!!イカン、イカン。

私は、『ギュゥ』っと自分の頬を抓る。


何みとれてんのよ、私!!

今、私は怒ってるんだからっ!・・・

・・・そう、怒ってるのよ!!

「・・・ねぇ、つくし。」
 

  ドキィン!!


「なっ、なななな何??」

私が、ベンチに座ったまま、あなたの方に振り返ると、何かが私の顔に飛んだ。


「・・・冷たぁっ!!」

「くっくっく。ひっかかりやすいね、つくし。」


あなたは、手を濡らした噴水の水を私の顔に掛けたようだ。

「・・・せっかく、許してあげようかなぁ、って思ったけど・・・。」

私は、あなたの両頬を抓りながら言った。

「もう、許してあげないんだから!!」


ひと抓りした後、私はそっぽを向いた。

「ごめんって、つくし。」

あなたは、少し困り顔で言う。

「つい、つくしが可愛くってさ。」

・・・そんなこと言われたら、許してあげたくなっちゃうじゃない。


「ごめんって、つくし。」

あなたは、少し困り顔で言う。

「つい、つくしが可愛くってさ。」

・・・そんなこと言われたら、許してあげたくなっちゃうじゃない。


・・・ホント、しょうがないんだから。


「分かったわよ。許してあげる。」

私は、あなたの方を振り向いた。

「まぁ、私もつまらない事に意地張っちゃったしね。こちらこそゴメン。」

あなたは、ニパッと笑顔になると、私を抱きしめた。


思わず、手に持っていた鞄を落としてしまった。

「あ、ごめん。俺が急に抱きしめたりしたから。」

そう言って、あなたは私の鞄を拾おうと、身を屈めた。


「あっ!!ちょっと、待って.....」

その鞄の中には・・・・・


私が言い終わる前に、あなたはそれを手に取っていた。

「・・・・マフラー?」

・・・見つかっちゃった。


本当は、恥ずかしいから渡すのやめようと思ってたのに。。。

「これ、つくしが編んだの??」

バレちゃったんだから、仕方ないか。。。

「・・うん。」

あなたは、そのマフラーに手紙が着いているのに気が付いた。


「読んでいい?」

「・・うん。」

その手紙をあなたは読んだ。



「・・・・このマフラー、俺にくれるの?」

「・・うん。」

ヤバイ。だんだん、ほっぺた赤くなってきたかも。。。


やっぱり、こういうのって嫌がられたかな・・??

・・・渡すんじゃなかった。

「・・・・ホントに??」

「・・うん。」

すると、あなたは私を強く抱きしめた。

「ちょ、ちょっと...」

「ありがとう、つくし。俺、大切にするよ。」


あなたはそう言うと、私が編んだマフラーを首に巻いた。


「・・・ありがとう。」


この時の私の顔は、きっと赤かったにちがいない。

照れた私を前に、あなたは私に最高の笑顔を見せてくれた。



私とあなたは、お互い微笑み合った。


しばらく経って、あなたはある話を切り出した。

「そうそう、俺からもつくしにクリスマスプレゼント。」


ポケットから、さっきの店で渡された物を出した。

それは、綺麗にラッピングしてあり、手の平に乗るくらいのかわいいサイズだった。

「・・・これを・・・私に??」

あなたは、微笑みながら頷いた。

「開けてみて。」

私は、そのかわいいプレゼントをそっと開ける。

「・・・・わぁ。。。」


私の手の中には、小さなオルゴール。


ドキドキと胸を高鳴らせながら、オルゴールの箱をそっと開けた。

オルゴールからメロディが流れる。


あぁ、この曲は・・・。

憶えていてくれたんだ・・・。


私は、メロディを聞きながらも、箱の中を見た。

そこには、親指ほどの大きさの小さな2つの人形がくるくると踊っていた。

1つは、ピンク色の頬。少し出たお腹。いつもの赤い服を着たサンタクロース。

もう1つは、白い角。人懐っこそうな大きな瞳。そして、赤い鼻のトナカイ。

2つの人形達は、ラメでキラキラと輝いていた。



そして、その人形達の周りに散りばめられている、色とりどりの宝石。

その宝石は、親指の爪ほどの大きさで、ハート型にカットされている。


そのオルゴールは、息を呑むほど美しかった。

だが、私はオルゴールの人形達や宝石よりも、気になる物があった。

それは、オルゴールの箱の片隅に置いてある、小さなピンク色の箱。


・・・・何だろう?


私は、『開けてもいい?』とあなたに目で合図した。

あなたは、微笑んで頭を縦に振った。


私は目線をあなたからオルゴールに戻すと、そのピンク色の箱を手に取った。

あぁ・・・なんか緊張する。

震える手で、ゆっくりと私はピンク色の箱を開けた。

「・・・・・!!」


驚きのあまり、私はそのピンクの箱を『パコ』っと閉めた。

「・・・こ、こここれ!!」

私が驚くのを予想していたかのように、あなたは平然としていた。

「うん。」

あなたは、にっこりと微笑んだ。

「『うん」って・・・だって、これって...。」


丸い輪・・・・。

そして、角度を変えるたび、美しく輝くダイヤ・・・。

ま、まさにこれは・・・・!!


「指輪じゃないのっ!?」

「うん。そうだよ。」

あなたは、やっぱり微笑んでいた。

「そんな、あっさり・・・。」


私が、『ふぅ』と深いため息をつくと、あなたは私の左手を手に取り、薬指にそっとキスをした。

口をパクパクさせている私をよそに、あなたは話を進めていく。



「つくしに似合いそうなの買ってきたんだ。」

くすっと笑ってあなたは言った。



「『似合いそう』ってアンタ。。。こんな高い物・・・。」

一体、いくらしたんだろうか。この指輪。

きっと、心臓が飛び上がるくらい、値段が高いんだろうなぁ。。。

あなたは、あれこれと考えている私をチラッと見た。


そして、少し戸惑いながら言った。

「えっと、つくし...」

あなたは真剣な眼差しで私を見つめる。

そして、優しく私にこう言った。

「俺と結婚してください。」


・・・・え?

・・・・・ええ?

・・・・・・えええぇぇ??!!

「あっ、あの、わわ私っ...そのっ、その...」

あなたの一言で、私は一瞬頭が真っ白になった。



「私っ、えっと..急にそんなこと言われても、なんて答えたらいいのか。。。」


あーもう、何言ってんのつくし!!

答えは、もうとっくに決まってる。


「私は、、、」

・・・なのに、その一言が緊張して声に出せない。


私が、困っている様子を見たからなのか、あなたは俯きながら静かに答えた。

「・・・そうだね。ゴメン。急なこと言っちゃって。。。」

あなたの声は、いつも通り優しかった。

なんで、あなたはそんなにも優しいのだろう...

あなたは、指輪の入ったピンクの箱をポケットに入れた。

「・・・冷えてきたね。その辺で何か飲もうか。」

そう言うと、あなたは歩き出した。




待って...

違うの....


私もあなたのことが大好きなのよ。

どうやったら、このキモチあなたに伝わるだろう。。。

・・・ううん。迷ってる暇なんてない。


私は、勢いよくあなたの片腕を引っ張った。





振り向いた時のあなたの顔。

それは、どこか切なそうで。。。悲しそうで。。。

私のせいで、あなたにこんな顔をさせてる、って思ったら胸が痛くなった。


ゴメンね。傷つけちゃって。

これが、今の私に出来る、精一杯のキモチ。

私は、精一杯背伸びをして、あなたの唇にキスをした。


「・・・つくし!?」


「さっきはゴメンね。」

驚いているあなたの目の前で、私は精一杯のキモチを込めて言った。




「私も、あなたが大好きです。」



あなたは、それを聞いて一瞬驚いたような顔をした。

でも、すぐ嬉しそうに微笑んで、さっきの質問をもう一度言った。

「俺と結婚してください。」

「はい。」

あなたは、ポケットからさっきの指輪を取り出した。


そして、私の左手の薬指にその指輪をはめた。

「ありがとう。」

私は、あなたにお礼を言い、自分からあなたの胸に飛び込んだ。

あなたは、優しく包み込むように私を抱きしめ、耳元で囁いた。


「Merry  Christmas」     


わたしも、あなたの胸の中であなたを抱きしめ返し、言った。


「Merry Christmas」




すると、私の中で何か堪えていたものがこみ上げてきた。

そして、何か暖かいものが、私の頬を濡らした。

私は、無意識のうちに泣いていたようだった。


『・・・・あなたに出会えて、本当によかった』


私は、あなたに抱きしめられながら、星空を見上げる。 






私とあなたの未来には何があるのだろう


希望かしら?

それとも、絶望かしら?


私は魔法使いでも、占い師でもないから

何があるのか分からない



でも

一歩づつ未来を歩くことはできる


たとえそれが、どんなに時間がかかったとしても

必ず、その道は未来へと続いてる


その時、その道を一緒に歩んでいるのは

きっと、あなた



でも、とりあえず今は先のことを考えずに


あなたの温もり

あなたの優しさ

あなたという存在を感じていたい




そして、あなたに出逢えた幸せを

じっくりと、かみしめたい






「愛してる、類。」



『いつまでもあなたと一緒にいられますように...』

私は、星達を見つめて、そっと願いを唱えた。






03/12/25

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メリークリスマス!!どうも、管理人まっきぃです。

こちらもflower flower様のサイトで執筆していた作品。

クリスマスのラブラブな、お二人さんです♪


類からオルゴールのプレゼント・・・・・欲しい!!(興奮

つくし、羨ましいぞ。本当に、羨ましいぞ。
                                                  →オマケの続編あるよ。見る??